「さまよう刃」という本を読んでいた。
新聞の書籍紹介を読んでいて、読みたいと思い図書館でも行こうかと思ったけど、
きっと話題作(らしい)のでないかもしれないと思い。
そうなったら、いつもの不精者のeブックスでお取り寄せ。

届いて、さぁ!読もうと腰を据えたら・・・
引き込まれてしまい、夕べも朝方3時半まで読んで。
今朝も起きてからさっきまで読みつづけて完読してしまった。
内容はとっても衝撃的なもの。

妻を亡くし、手塩にかけた一人娘が殺された。クズのような少年たちに。
深い悲しみの中、被害者の父親の元に一本の電話が。それは犯人の名前と証拠を知らせる密告の電話だった。
そこで娘がされたことを知った父親は、帰宅した少年を殺害し、もう一人も「裁く」ため、逃走する。
世間もマスコミも、警察の中にさえ、父親をかばおうとするものが現われるが……。

と、いった内容。
でも、よく世間で事件が起こるたびに、自分におきかえて考えると
ぜったい加害者は死んでもらわないと気がすまないと思うのは当然だと思う。
更生を求むなんて、他人のたわごとにしか過ぎないはず。

かなぴーには、まだ内容が早いけど、もう少しわかるようになったら
是非読ませたいと思う。
やっぱ、女の子として注意しないといけない部分もあるし、
やっぱ、何があっても隠し事をしてもらいたくないから。

所々の内容で問題作「コンクリート」を思い出した。

いっぱい考えさせられる「さまよう刃」、読んでみるのをおすすめします。